社会保険労務士の試験に合格しても、まだまだ高い壁がある

1年で社会保険労務士に合格し、勤務でも独立でもデビューしていこうと考えた場合には、まだまだやらなければいけないことが存在します。
試験に合格したからといって、そこで終了ではないのです。

実務経験がない場合には、すぐに登録することはできません。
2年以上の実務経験があれば、事業者に対して証明書の交付を受けることによって、登録できるのですが、ない場合には連合会の通信教育を受けなければいけません。
これが4か月必要なのであり、3回のレポートが義務付けられます。
そして、試験後1年で開催される4日間連続の面接講習が待っています。
これをクリアしなければ登録することができないのです。
登録していなければ、いかに難解な試験に合格したといえども、社会保険労務士として名乗ることはできないのです。

これに伴う資金の問題もあります。
講習だけでも7万円かかり、登録に至るまでには年会費なども含め25万円近い金額長ければいけません。
勤務の場合であれば、もう少し安くなりますが、講習を含めて考えれば30万円は用意しておかなければいけないのですから、社会保険労務士という資格は、無職の人間が目指すにはあまりにハードルの高い資格であり、1年で合格できたとしても、これで再就職とはまずいかないといえる資格なのです。

体調管理も社会保険労務士の試験対策として重要な要素

社会保険労務士の資格試験は8月の第4日曜日に行われます。
考えるだけでも残暑の暑さでイラッとしそうな季節になるわけです。
その時期にラストスパートをかけて勉強をするということは、かなり体調にも気を付けていかなければいけません。
試験直前に体を壊せば、1年の苦労は全部消えていってしまうわけです。
さらには試験会場などの問題もあります。

クーラーが聞いている中で受けることになり、それも午前午後に分かれます。
午前は3時間30分という長丁場で、体も心もガタガタになりそうなうえに、お昼で外に出れば残暑にさらされるわけです。
試験中の体調も考えていかなければ、午後の試験にも支障が出てしまいます。

午後の試験は、8題出題で40か所の穴埋めになり、各設問で3問以上正解したうえで、28点以上でなければいけない足切り付きです。
読解力が試される部分が強く、試験内容に当たりはずれがあるとまで言われます。
そんな中で体調を崩してしまえば、正確な答えが導き出せなくなってしまうこともあるわけです。

体調をコントロールしていくことも、資格試験では重要なことです。
前日は焦りも出てくるものですが、ぐっすりと眠り、早めに起きることで頭の回転も発揮されやすくなるものなのです。

社会保険労務士試験のテキストのステップアップと音読の効果

簡単で優しいテキストが、もうわからないところがないというところまでたどり着けたのなら、ステップアップしていきます。
社会保険労務士の難解なテキストなどという物は、それこそいくらでも転がっています。
そういったものを使っていくことになるのですが、ここでもう一冊探し出します。
それは索引がしっかりしている書籍です。

辞書代わりにしていくものになるのですが、難解なテキストとセットにすることで、何があっても怖くなくなってくるからです。
基礎を身につけたのですから、その上に少々乗せたところで揺らぎもしません。
そこに索引があれば、困ったと考え込む時間は一気に少なくなり、立ち止まる時間を少なくできるからなのです。

社会保険労務士の試験用の知識という物は、読むだけで覚えるものもありますし、書かなければ覚えないものもあります。
なかなか覚えないと感じる場合には、声に出して音読するということも対策になってきます。
目で見て、自分で発音して、それを聞くわけですから、1回で3つのことで覚えていきます。
そして、何日かたったら、もう一回やってみるのです。

その時に何かしら覚えていると感じることができるのであれば、それは記憶として定着してきているのです。
あとはできるだけ繰り返してあげることで、記憶はどんどん太く変わっていくのがわかるはずです。
途中からは、声に出さなくても、頭の中に響かせられるようになっているはずです。
そうなれば、どこでも繰り返していくことができるのですから、時間があった時に思い出してみてください。
すらすらと出てくれば、もう怖いものにはなっていないはずなのです。

社会保険労務士の練習問題で間違うことは感謝してもいいこと

社会保険労務士の資格試験対策として、基礎の力は最も必要なものになってきます。
問題を解くための実力をつけるには、正確な知識こそ武器になってくるからです。
簡単なテキストを読み進めていくことで、だんだん見えてくることが出てきます。
それは苦手とすることです。
自分はいったい何が苦手なのか、それが見えてくるわけです。
簡単なテキストがいったん終了したのなら、問題を解いてみるべきです。
現在の立ち位置がわかり、何がわかっていないのか見えてきます。
問題が具体化するのですから、対策を打てばいいだけになるわけです。

逆に言えば、この時点でわかったと思える問題は、もう手をつけなくてもいい問題ともいえるわけです。
如何に合格を目指すのかということを考えれば、得意だけを伸ばすのではなく、苦手を克服していくことが大切です。
あくまでも点数をとらなければ合格できないのですから、苦手の底上げこそ合格へ近づいていける道になるわけです。

問題を解いてみたら、簡単なテキストに戻ってみます。
わからないことは何も恥ずかしいことではありません。
試験前の実力を養っている段階であれば、間違ったことに感謝してもいいぐらいなのです。
テキストと、一回目に解いた問題は、すべてできるようになるまで繰り返していきます。
途中で問題も覚えてしまいますから、解く時間もどんどん早くなるでしょう。
これで何問題はないのです。
少なくても、その問題に関する知識は定着していき、速度も上がることによって、本番でわからない問題が出たとしても、時間の余裕も生まれてくるようになるのです。

簡単なテキストを熟読することは社会保険労務士の試験に有効か

社会保険労務士の試験は8月に行われます。
その日に至るまでの計画ということは、とても重要なことであり、1年で合格を目指すのであれば、逆算していかなければいけません。
ではどうするのかといえば、2か月前には基礎の完成をみたいところでもあるわけです。
なぜならば、社会保険労務士の試験の出題は1問がとても長く、ほかの資格試験には見られないような出題でもあるわけです。
だからこそ、2か月間は問題に対する慣れと、弱点の克服に費やしたいからなのです。

では、テキスト選びはということを考えれば、多くの会社から販売されています。
資格学校のものもありますし、法律系のところから出されているものもあります。
まずは、自分で手に取って優しいと感じるものから始めていきます。
特にバックボーンのない人にとって、難解なテキストは、読むだけでもテンションを下げます。
そこでそんな時間をかけるよりは、基礎知識の基礎をつけると思って、深く掘り下げてなくてもいいので、優しいものを選ぶべきなのです。
そこで、読めるようになっていけば、次に難解なものを上乗せできるようになっていきます。

こういった簡単なテキストであってもばかにはできません。
わからないというところがあれば、優しくわかりやすく書かれていますので、徹底的につぶしていけます。
これが大きな実力に代わっていくのです。
自信もついていきますので、モチベーションもアップさせながら進めていくために、とても有効な手段となってくれるのです。

社会保険労務士の勉強方法として通信教育やスクールは有効か

1年で社会保険労務士に合格しようと考えた場合、その人の属性が重要になってきます。
仕事が労務関係であれば、予備知識もしっかりしているということになります。
他にも法律に明るいとか、派遣元企業などに勤めていたりすると、社会保険労務士に関してとても大きな後ろ添えがあるといえるわけです。

何も関連性がない場合、1年というタイムリミットをかけていくのであれば、独学よりも通信教育や資格スクールに通うほうが効率的だといえます。
全くの知識が無いところから始めるのであれば、資格スクールで基礎を教わりながら、的確な知識を身につけることができるため、効率的でもあるわけです。
こういったところで学ぶということは、多くの刺激を受けられるということもあります。
学校内で教わるわけですから、多くのせいともいるわけです。
さらには、講師から様々な情報も受けることができるわけです。
彼らはスペシャリストですから、多くの最新情報を持っています。
それを有効活用できるということは、とても大きなアドバンテージを受けることができるわけです。

今では通信教育も、かなり高い水準になってきています。
生で講義が受けられなくてもDVDなどで補てんすることが可能です。
回数に制限はありますが、質問なども受け付けるところが増えましたので、働きながらということで考えるのであれば、こちらのほうが有効な人もいたりするわけです。

 

社会保険労務士の試験の目標の設定をする

勉強ということを考えた時、長期目標と短期目標を定めていくことが大切です。
長期の目標という物は合格になってくるわけですが、短期の目標をたてていかなければ、自分の現在位置がわからなくなり、どれだけ習得しているのだろうかわからなくなってしまうからです。

まずは、短期の目標として、テキストの熟読があるわけですが、社会保険労務士の試験ではここに大きな落とし穴があります。
どうしても安く上げようと考え、古本屋で探したりもします。
インターネットの発達により、簡単に全国の古本が購入できたりもするわけです。
しかし、労務に関する法改正の速さから、去年の本は使うことができないわけです。
当然変わっていないところもあるわけですが、変わってしまったところに注釈がつくわけでもなく、現在とは違う状況のまま覚えていくことになってしまうのです。

これではせっかくの勉強が水泡と帰す可能性もあるわけです。
そこでテキストや試験問題集は、必ず最新のものを手に入れることです。
過去問に関しても、最新であれば注釈がついていますので、現状に合わせてあるといって間違いはありません。
少しでも安く早く上げようと思ってやったことが、実は遠回りになってしまう典型の例になってしまうのです。

社会保険労務士の試験の中で労務の問題は改正の速さにある

1年という時間は決して短い時間ではありません。
しかし、長いかといえば、人それぞれではありますが、そんなに余裕がある時間ではないわけです。
チャンスという物を考えれば、1年という時間で失ってしまうものはとても多く、得るものは意外と少ないものであったりするわけです。

社会保険労務士の試験を考えた場合、1年という時間はとても重要度が高くなるわけです。
理由としては、労務にかかわる法律の改正の速さです。
あまりに頻繁に改正されていくために、派遣業などでは常に差し替えられるようにバインダーで止めてあったりするわけです。
それだけ頻繁に変わるということは、今年やったことは、来年役に立つかどうかは誰にも分らず、もしかすると覚えなおさなければいけなくなるかもしれないというわけです。

ならば、1年で合格を目指すということは、何も悪いことでもなく、焦っているというわけでもないことがわかるのです。
だからといって、社会保険労務士の試験が簡単なわけではありません。
国家資格の中でも士業にかかわるもので、ここまで過酷なものもないといわれるほどのものです。
試験を見据えて対策をしていかなければ、合格どころか高い壁にはじかれてしまうのです。
社会保険労務士の勉強法(初心者でもまねできる方法)

受験資格から見る社会保険労務士の試験

1年で社会保険労務士の試験に合格しようと考えた時に、受験資格の問題が出てくるわけですが、まずは高卒では受験することができません。
なぜならば、大学卒業者または62単位以上を習得済みのものという規則が設定されているからです。
これは最大のネックになるのですが、短大卒以上や高等専門学校以上でも受験ができますし、専修学校でも2年以上で総授業数1700時間以上を修了している人でも受けられます。

何にしてもこれでは高卒が1年で社会保険労務士にたどり着けません。
その前に資格を持っているのであれば、受験することができます。
その資格とはかなり多くのものになり、厚生労働大臣が認めた国家試験として、79種類にも及びます。
その中にはIT系資格は一まとめにされていたりもするので、実際はもっと多くの資格になっており、社労士とは全く関係のない資格も多数存在します。
当然国家資格として、司法試験や司法書士、元々は一つであった行政書士などを持っていれば問題はありません。
そういったコースからであれば、高卒でも受験することができるようになっているわけです。

では、常に業務についている人間はといえば、通算して3年以上労務に関する実施事務に従事していれば、受験することができる救済措置があるわけです。
確かにハードルは下がりましたが、これでも高卒が受けることができないわけですから、事前に対策をしておかなければいけないわけです。

 

1年で社会保険労務士に合格を考えた場合の高い壁

企業が増えるということは、それだけ景気が良くなっていくことを指し、さらには雇用も回復していきます。
それだけ、労務管理に関して人が必要になってくるわけですから、社会保険労務士の出番になってくるわけです。
これから先、景気が良くなるだろうと考えて、先にとって備えてみようと考えても、そんな簡単なレベルではないのは勉強してみるとわかること。
どうやっていったら、社会保険労務士の資格を1年で取得できるかということは、しっかりとした計画を持って臨むことのほかはありません。

確かに現在の状況はチャンスでもあるわけですから、計画を立てていかなければスタートで乗り遅れてしまうことになるわけです。
特に社会保険労務士は、取得したとしても独立しなければいけない資格ではありません。
機が熟していないとみるならば、勤務社労士として活躍する場もあるわけです。
他の国家資格にはない利点でもあるわけですから、チャレンジできる環境にある人であれば、どんどん生かしていくべきなのです。

ですが、1年という1回勝負は生半可なことでは合格できないものです。
その道は限りなく険しいということを、覚悟していかなければ打ちのめされてしまうものなのです。